運命の恋


「そうですか!よかったですね」


篠崎先生はそういって俺にコーヒーを入れてくれた


「あ・・・ありがとうございます」

俺がお礼を言うと篠崎先生は微笑み返して


「いえいえ、それより、生徒どんな生徒なんでしょうね?受け持ったことがある生徒もいますがとても楽しみです」

そういって、篠崎先生は本当に楽しみにしてるように


俺に笑いかける


「そうですね。俺も楽しみです」

俺だって、楽しみだ


だけど・・・どうしても、


楽しめないんだ


苦しくて苦しくてしょうがない


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