今日も刀を振りかざす


『じゃあ…蒼夜、この呪石の処理を頼む』


『了解。人目の付かないところに埋めてくる』


そう言って蒼夜は服のポケットに呪石をしまう


いくら安全だからとはいえ……やはり少し心配だ


私は難しい顔でポケットを見つめた


『あと…非常に申し訳ないんだが……また2人同室で構わないか?』


『別に俺は嬉しいけど』


『あ、はい。私も別に……』


『ちょーっと待ったぁー!』


リクさんが腰に手をあて、逆の手平を私たちの前に差し出して…いかにも“待った”ポーズをとって大きな声で会話を止める


私は不思議そうに首を傾げた


…どうしたんだろ?


『年頃の男女が同室ってのは…聞き捨てならん』


そう言ってリクさんは腕を組んで首を振った


…頑固親父か


『…男女の同室……これは確実に[[ピー]]な展開が待っている…!』


『絶対に待ってないですからっ!!』


私は必死で否定するが、リクさんはあまり返答を気にしてないみたいだ


ってか、この人何言っちゃってんの!!?


何だろ…脳内お花畑なのかな?
重症だね、病院行け







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