今日も刀を振りかざす
『というか、任務から帰ってきて蒼夜が「俺パパになりました」発言をしたりしたら……』
『いやいや、まだ夜魅だけを愛したいから子供は作らないよ』
ニッコリとリクさんに返答した蒼夜は「それに避妊はするでしょ」と言葉を付け加えた
………黙れ、歩く変態
私はニコニコと笑っている蒼夜の足を踏み付け、下から睨みつけた
『…予算が足りなくてな、同室じゃないとキツイんだ…すまないな』
リーダーが申し訳なさそうに呟く
『…ったく、何でそんなに…ここは金無いんだよ……』
『お前がアジト内に無意味な喫煙所を作ったから費用が足りてないんだっ!』
『あれ?そうだっけ?』
とぼけた様に笑うリクさんに私と蒼夜は呆れを含む視線を送った
喫煙所を作らなくても…いつでも何処でもタバコ吸ってるくせに……
…あれだ、絶対職場を抜け出したいからだ
そんなに自由な時間が欲しいのかな……?
『まぁ…じゃあ仕方ないよなぁ〜、………蒼夜、手出すなよ』
後半…リクさんの声のトーンが少しだけ下がったような……?
リクさんの言葉を受けて、蒼夜は興味なさそうにあくびを漏らした