太陽の光り*私の恋


「悠哉さん、今から姫叶さん来てくれるみたいですよ」


「………分かりました。あかりさんには色々お世話になりました。本当にありがとうございます。」


俺は交通事故が起こったあの日を最後に自分を見失っていた。


自分の名前、住所、それから医者ということも。


姫叶……のことさえも忘れていたんだ…。
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