太陽の光り*私の恋
「姫叶さんは大丈夫ですよ。」

「……そうだといいんですけど。ねぇあかりさん。記憶を失っていた俺はどんな感じでした?姫叶を悲しませていませんでした?」

あかりさんに当たっても仕方ないのは分かっている…。でも不安で不安でしょうがないんだ。


「悠哉さん。事故一つで姫叶さんとの仲を壊しちゃいけませんよ。好きなら堂々としてればいいんです。たとえ、悠哉さんが姫叶さんを悲しませてしまったとしてもそれだけで嫌いになるような人じゃないと思いますよ。だから大丈夫です。信じてあげましょう?姫叶さんを。」



「…………そうですよね…。」


交通事故のせいで姫叶と離れるなんて嫌だし考えられない。



だって俺は姫叶を好きだから。








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