とある夢追人の物語
一番最初のイジメ

きっかけ…と言うか私が思い当たる節はここだと思う。

小学校5年生の宿泊学習

仲のいい初めての“グループ”
5人くらい居たかな。


好きな人とかの話もしあったりして。


私は“好きな人”って言うより
“好きにならなきゃいけない人”だった


そのグループは
“好きな人がいる”=恋バナができる=仲間
って思ってたから。


私は、3~4年の時に一緒の班だった1人の名前をあげた。


それから、とにかく私はその人の事を好きにならなきゃいけないと思った。


友達が「今日好きな人とかなり目があった!」って言ってたら「いいなぁ私は一回だよ…」とかね。


合わせる事に違和感を感じないくらいだった。


好きな人の事を徹底的に調べてたら、真似して調べて。


好きな人の出現する公園にまで行って


軽くストーカーだよね(笑)

でもさ、そうして追いかけて周りの人達の感情についていかないとって思ってた。


今だから言える…
恋愛感情ではなかった。
とにかく合わせる事で必死になってた。


“好きな人?いない”なんて言えないから

そう言ったらね、一回“つまらない”って思われたんだ

だから。


その当時、追いかけてた某男子一名くんごめんなさい。(笑)

本当に迷惑かけました。

それで、その宿泊学習。


男女一緒の部屋で、夜更かしして好きな人の話をした。私は大事にしたくないから

「私は言えないよ!いいたくない」って友達に言った。

あ…でもまった。(笑)

その前に“きもだめし”があった。

霊感がある私。

嘘じゃない!!(笑)
後々話すけどね


その宿泊学習場所が近くに墓地があったんだよ。

で、そんなとこで“きもだめし”やる事態が「出てきて」って言ってるもんでしょ?

一通り回って終わった人達が待つ待機場所に仲良し5人と居たわけ。


そして私、有り得ない所に人が立ってるのを見てしまった。


友達はお化け嫌いなんだけどさ。

思わずはっきり見えた瞬間怖くて

「うわっ」って言った。


そしたら「なになに」ってなるでしょ

でも「いや…」って返すと「もしかして霊感強い?」ってなって。


「うん、実はさ…」って喋る


自分も喋らなきゃ良かったんだけどさ


なんか、話したくて話しちゃった軽い気持ちなんだよね。


そしたら、1人が本気で嫌な顔してて

そんな怖い話を無理矢理したのが原因かも…
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