【短】ラブゲーム
10
「…お前中学校でしてたろ?テニス…」
「え…なんで知ってんの!?」
「決勝とかにも出てたじゃん…」
「あー…それで…」
前にも述べたとおり
私は県では結構有名な選手だった
高校でテニスはやめたけど、やっぱりテニスに関わっていたくてマネージャーを選んだのだ
だから私には
遊び半分じゃないかと思われる黒崎が許せなかった
「なんでテニスやめたの?」
「んー…やっぱ勉強したかったからかなー」
「へー…」
「あ、ほら黒崎ん家着いたよ」
「あぁ、さんきゅ」
黒崎はチャリを降りて私に微笑んだ
「…うん」
私の胸がキュンと鳴る
最近の私は変だ
黒崎が大嫌いなはずなのに…
奴隷とか言われて散々嫌な事されているのに…
黒崎と別れる
この時が一番辛い…
いっそ足なんか治らなければいいのに…って
そんな事まで
思ってしまう
「え…なんで知ってんの!?」
「決勝とかにも出てたじゃん…」
「あー…それで…」
前にも述べたとおり
私は県では結構有名な選手だった
高校でテニスはやめたけど、やっぱりテニスに関わっていたくてマネージャーを選んだのだ
だから私には
遊び半分じゃないかと思われる黒崎が許せなかった
「なんでテニスやめたの?」
「んー…やっぱ勉強したかったからかなー」
「へー…」
「あ、ほら黒崎ん家着いたよ」
「あぁ、さんきゅ」
黒崎はチャリを降りて私に微笑んだ
「…うん」
私の胸がキュンと鳴る
最近の私は変だ
黒崎が大嫌いなはずなのに…
奴隷とか言われて散々嫌な事されているのに…
黒崎と別れる
この時が一番辛い…
いっそ足なんか治らなければいいのに…って
そんな事まで
思ってしまう