二股?ガール -モテ期到来-



「……ま、とりあえずジェットコースターは休憩な」


「もちろんです……」


ニッコリ言われましたよ。

もう、私は琉稀の行くとこに着いてくことにしよう……。


そうしないと私だけが楽しんじゃうからね。

琉稀の乗りたい物にも乗らないとね!


「琉稀は次どこに行き……グゥ〜…………」


なんでこのタイミングで鳴るの、私のお腹!!


「ククッ……兎、顔真っ赤。丁度昼だしな、ご飯食べるか」


「うぅ……恥ずかしい」


顔を隠したいけど片方の手は今も安定で琉稀と繋いでるからもう片方の手だけじゃ全然隠れない。



「顔隠せなくて残念だったな?」


ニヤリと笑う琉稀。


い、意地悪〜〜!!

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