二股?ガール -モテ期到来-
そんな言葉とともに気付いたらもうすでに……
「……んっ……」
唇に何かが触れた。
もちろんそれは目を開いてる私にはすぐにわかってしまうことで……。
りゅ、琉稀の顔ドアップっ……!?
私、琉稀とキスして、え?してるの!?
頭の中はパニック状態。
そんな状態のままそっと琉稀は離れてフッと笑う。
「目、閉じろよしてるオレが恥ずかしいんだけど?」
「だ、だだだって……、その……あの……」
顔が真っ赤になってるのが自分でも分かる。
「なんだって?」
恥ずかしくて言えない……。
だって、私……今のが……、