二股?ガール -モテ期到来-
そして、昼休み。
ちょっとしてから私を緊張させる張本人が急に私の教室にやって来た。
そしてまた、女子の野次馬?が半端じゃない。
「兎ちゃんー、いる?」
「あ……はははは、い!」
うぅ~……思わず噛みまくってしまった。
瀬名先輩と喋るのはこれで二回目。
この間の告白された日以来。
だからこそ、かなり緊張する。
今日の帰りも心臓とか大丈夫なのか私…。
「ちょっといい?」
ニッコリと微笑まれ、おいでと手で合図されたのでコクコクと頷いて先輩のところへ向う。
廊下の野次馬さんが完全に睨んできます。
……ハッキリ言うと凄く怖いです。