secret love -彼氏の秘密-
俺は、光の中で強く願っていた。
その子の約束を叶えてやりたい。
一目でいい、その子に逢いたいと……。
すると、声が頭に響いてきた。
『お前の願いを受け入れよう。ただし条件がある――。
一つ、彼女に素姓を明かしてはならない。
二つ、両親には姿を見せてはならない。
三つ、この事を知られてはならない。』
そして、それらが破られた時、
俺は消滅してしまうと。
神様からの交換条件だった――