純恋



周りの大人たちは私がみてきた

人たちと変わらない。




多分心も





薄汚くてドロドロしたものが心の中に

渦巻いてるんだ




だから




紫銀色の髪を見て気持ち悪がられる

真紅の瞳を見て恐れられる







捨てきれなかった涙が静かに流れた







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