俺様彼氏とわがまま彼女
『咲サイド』
「んっ、んー。」
「咲!」
「優斗?」
「あー、そうだ。目を覚ましてくれて良かった。」
ギュッ
優斗は私の事を抱きしめた
「優斗苦しい。てか、どうゆうこと?それにここはどこ?」
「ここは病院だ。咲が・・・」
優斗の話によると・・・
私が屋上から滑り落ちた後、優斗が保健室に連れて行ってくれてその後すぐにきいなか、海が呼んでくれた救急車が来た。それに乗り病院に運ばれ、治療を受けて今にいたるらしい。
「そうだったんだ。何か迷惑掛けたみたいでごめんね。」
「何でお前が謝るんだよ。謝るのはむしろ・・・」
ペシ
「いた!何すんだよ咲。」
「何敷けた顔してんの。バカな顔がもっとバカになるよ。」
「なっ、お前マジムカつくな。」
良かった。いつもの優斗に戻ってくれた。私の大好きな優斗に
「ww優斗ウケルww」
「たく、そんなに元気ならもう大丈夫だな。」
そう言いながら優斗は私の頭を撫でてくれた。
私は、優斗が頭を撫でてくれると何かと落ち着く。それは多分優斗の手が大きくて、とても温かいからだと思う。
(小さいころはこんなに大きくなかったのに・・・)
「うん。」