俺様彼氏とわがまま彼女
私達が廊下で話していると、どんどん周りが騒がしくなってきた。
(おい、あの男誰だよ咲ちゃんに抱きつきやがって。)
(あの子、かっこよくない。)
(確かに。以外にタイプかも。)
(咲ちゃんに少し似てるあの女の子かわいくねぇー。)
(てか、あの二人制服ちがくねぇ。)
(だよな。)
やば。ここで話してたら大変なことになる!。逃げなきゃ。
「二人ともきいなに用事があるんでしょ。だったら、きいなの所に早く行くよ。」
「ちょっ。咲ねぇ、そんな急ぐこと無いじゃん。」
「いいから。」
そうして、私達はその場から抜け出した。