未来は明るく…
私は、ポツリとその場に止まって、会話に入れなかった。
Aちゃんは、泣き顔だが安堵している様子である。

「あたし、行くね。ありがと、Aース」

Aちゃんが、
私の元から、
去って行く。

Aちゃんは、
もう違う所。

私は…………



急に独りぼっちになった気がした。


そこから私は、Aちゃんとは全く関わらなくなった。

唯一の親友が、消えた。
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