未来は明るく…
次の日の朝の会

早速席替えが行われた。
私が窓際の一番前、次に後ろに同小のGちゃん、その後ろにゆっぺ。
私の勘が正しければ、ゆっぺはGちゃんと仲が良かったはず。

男子は、口出ししないような男子を選んだ。

窓際ならこの夏場も暑くないし、カーテン閉めれば光も入ってこないだろう。

そういう魂胆で、このメンバー、この場所である。


ゆっぺは、嬉しかったらしく、私に思い切り抱き付く。

「Aースありがとう!! さっすがAース、わかってるね!」

きつく抱き付かれた。
ちょっと痛い。

でも
ま、
ゆっぺが喜んでるんだから
いいよね?

一つ良い事をした気分になった。
< 26 / 90 >

この作品をシェア

pagetop