未来は明るく…
私は、今図書室にいる。
広い広い図書室に、時計の秒針だけが聞こえた。
読みたいと思う本はない。
そんなことより、今ここで大地震きたらどうしよう、とか幽霊でたらどうしよう、と、かなり心細かった。
時間は遠に17時をまわり、もうすぐ18時半となる。
先生に『ちょっと待ってて』の連呼で待っていたが、その結果、この時間である。
親に連絡する時に先生にあうと、
『大変だったね』『大丈夫?』
の連続だった。
今の私にとって、それは、
慰めなのか
馬鹿にしてるのか
まぁ、どっちにしろ、先生達には悪いが、腹がたった。