黒い炎
「ひっ…ん…やぁぁ…あっ…あっ」
優しさのかけらもないこんな行為に、女達は何故喜び嬌声をあげるのか…。
なんの感情も抱かない、優しく抱くなんて…俺にはできない。
「あぁ…ゆう…や…激しっ…も…だめぇぇ…!!」
いつも以上にイラついて、センパイにそれをぶつけた。
行為が終わり、ぐったりと横たわったセンパイを横目に、乱れた制服を直した。
「じゃ…お先にセンパイ」
「優弥っ…また、抱いてくれる…?」
「まぁ…気が向いたらね?」
ヒラヒラと手を振り、視聴覚室を後にした。