黒い炎

恐怖に涙がこぼれ落ちる。



覆われた掌をどけようと手をかけても、びくともしない。



どうして…優しかった彼がどうしてこんな事を?



泣き続ける鈴に構わず、膨らみを隠す下着を引き上げると唇を寄せた。



「…うーっ!…うっ…つ…」


「だから暴れんなって!」



身をよじり抵抗する私を、低い声と力で押さえつける彼に、男の人の怖さを感じていた。



泣きながら抵抗したが、彼は下着に手をかけると一気に剥ぎ取ってしまった。



「うーうー…はっ…いやぁー!」



下腹部に感じる不快感…彼が私の大切な部分に触れたのだ。



「ひっ…いやぁー!…」

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