竜王様のお気に入り
ヤヨイは意を決して、ハクリュウの耳元で囁いた。

「赤ちゃん・・・授かったの・・・ハクリュウと私の赤ちゃん」

ハクリュウは一瞬固まり、そしてヤヨイの方へ勢いよく顔を向けた。



そして一言。



「た・・・たまご産むのか?」



そこに居た三人が、大爆笑したことは言うまでもない。


ある日の・・・

人間界での・・・

幸せなひと時の風景であった。





   …お粗末様でした…


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