竜王様のお気に入り
愛しい気持ち
「竜王様。」


「ハクリュウでいい。」


「・・・。ハクリュウ。」


「なに?」


ヤヨイはハクリュウに柔らかく腰を抱かれ、膝の上に乗せられた。


そして優しく頬に口づけられる。


ヤヨイは恥ずかしくて、顔が熱くなった。


ハクリュウに、先程までの冷徹さはなくなっている。


膝の上から下りようとするが、しっかりと捕まえられていて動く事はできない。


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