好きなんです。
「はい、では改めて。山崎 剛史 ヤマザキ タケシ だ。一年間よろしくな!」
ニカっと担任は笑った。
そして何故か担任は
「みんなー、何かこの学校で分からないことがあれば、脇坂に聞くように。
脇坂、頼んだぞー!」
と、みんなに言った。
「ちょ、ちょっと。なんで私?先生でいいじゃん。」
すぐに言ったけど、山崎は聞こえないふりをした。
「ちっ。覚えてろ…(。-_-。)」
そう小声で私はつぶやいた。