アラサーだって夢をみる【12/23番外編追加】
連れて行かれた先はそう遠くない場所にあるリゾートホテル。
チェックインは済んでいるらしく、エレベーターに乗って高層階のボタンを押している。
部屋に入ると大きな窓に囲まれていて、茜色に染まる空に圧倒された。
「すごい…」
綺麗な景色ですねと言う前に唇を塞がれた。
昨日、再会した時みたいなキスじゃない。
いきなり深く舌が入ってきて思わず顔を背けようとしたけど、顎と頭の後ろを掴まれてて全然逃げられない。
舌が絡んで唾液が混じる音がして、だんだん力が抜けていく。
やっと離してくれたと思ったら、すぐベッドに押し倒されて、服を剥がされる。
「み、三神さん!」
手が肌に触れたことで、昨夜から色んなことが起こりすぎて麻痺しかけていた思考が動き出した。
何がどうなってるのかわからないままだし、話がしたいのに。
「ちょっと、待って、ください」
でも三神さんは待たない、と更に下着も脱がせようとする。
「話さなきゃいけないことはたくさんあるんだけどさ」
「今は無理、もう限界」
片手をベッドに押し付けられて、もう片方の手で頬を撫でられる。
「それにね」
眼前で見つめられて吸い込まれそうになる。
「俺、本当はさ」
少しの間があって、声が低くなった。
「凄く怒ってるんだぜ?」
怒ってると言われて、はっとした。
あの電話のことを謝っていない。
一方的に理由も言わずに終わりにしてしまったことを。
「ごめんなさい」
「ん?」
何も説明せずにあんな風にしてしまったことをもう一度謝ったのだけど。
はあ、とため息をついた三神さんは「わかってないなぁ」と指で私の体をなぞる。
「何回抱かれた?」
「え?」
「俺と会ってない間にあいつと何回セックスした?って聞いたんだよ」
それに応える前にまたキスをされて、指が下に触れる。
少し唇を離して「もうこんなになって」と内をかき混ぜられて息が詰まった。
「これで、してないとか言わないよなぁ?」
返事をする間もなかった。
そこに熱いものが触れたと感じた瞬間、塊が入ってきて一気に奥まで埋められた。
「こんなに濡らして…全部入っちゃったじゃん」
三神さんのがどんどん大きくなってきて声も出せない。
「で、何回?」
ゆるゆると動かされて奥から液が溢れてくる。
「100回ぐらい?」
「そんなに…してませんっ」
それに即答してしまい、にやりと笑った口元を見て、あ、と思った。
「こういう時はしてないって言い張れよ」
三神さんは愉しそうな声でとんでもないことを言う。
「100回イったら許してやるよ」
「そんな…」
そんなの無理と言おうとした私の耳元で。
「俺の声で感じるんだろ?」
とびきり甘い声で囁かれて、背筋が震えた。
忘れていた快楽を思い出したように身体が反応する。
「100回なんてすぐさ」
その声で頭の芯が痺れてく。
私の気持ちいいところを知り尽くしている指が、唇が触れる場所から快感が広がっていく。
三神さんが動くたびに蕩けて、熱い液が溢れて止まらない。
「そんなに俺が欲しかった?」
その囁きに、私はもう、言葉にならなかった。
チェックインは済んでいるらしく、エレベーターに乗って高層階のボタンを押している。
部屋に入ると大きな窓に囲まれていて、茜色に染まる空に圧倒された。
「すごい…」
綺麗な景色ですねと言う前に唇を塞がれた。
昨日、再会した時みたいなキスじゃない。
いきなり深く舌が入ってきて思わず顔を背けようとしたけど、顎と頭の後ろを掴まれてて全然逃げられない。
舌が絡んで唾液が混じる音がして、だんだん力が抜けていく。
やっと離してくれたと思ったら、すぐベッドに押し倒されて、服を剥がされる。
「み、三神さん!」
手が肌に触れたことで、昨夜から色んなことが起こりすぎて麻痺しかけていた思考が動き出した。
何がどうなってるのかわからないままだし、話がしたいのに。
「ちょっと、待って、ください」
でも三神さんは待たない、と更に下着も脱がせようとする。
「話さなきゃいけないことはたくさんあるんだけどさ」
「今は無理、もう限界」
片手をベッドに押し付けられて、もう片方の手で頬を撫でられる。
「それにね」
眼前で見つめられて吸い込まれそうになる。
「俺、本当はさ」
少しの間があって、声が低くなった。
「凄く怒ってるんだぜ?」
怒ってると言われて、はっとした。
あの電話のことを謝っていない。
一方的に理由も言わずに終わりにしてしまったことを。
「ごめんなさい」
「ん?」
何も説明せずにあんな風にしてしまったことをもう一度謝ったのだけど。
はあ、とため息をついた三神さんは「わかってないなぁ」と指で私の体をなぞる。
「何回抱かれた?」
「え?」
「俺と会ってない間にあいつと何回セックスした?って聞いたんだよ」
それに応える前にまたキスをされて、指が下に触れる。
少し唇を離して「もうこんなになって」と内をかき混ぜられて息が詰まった。
「これで、してないとか言わないよなぁ?」
返事をする間もなかった。
そこに熱いものが触れたと感じた瞬間、塊が入ってきて一気に奥まで埋められた。
「こんなに濡らして…全部入っちゃったじゃん」
三神さんのがどんどん大きくなってきて声も出せない。
「で、何回?」
ゆるゆると動かされて奥から液が溢れてくる。
「100回ぐらい?」
「そんなに…してませんっ」
それに即答してしまい、にやりと笑った口元を見て、あ、と思った。
「こういう時はしてないって言い張れよ」
三神さんは愉しそうな声でとんでもないことを言う。
「100回イったら許してやるよ」
「そんな…」
そんなの無理と言おうとした私の耳元で。
「俺の声で感じるんだろ?」
とびきり甘い声で囁かれて、背筋が震えた。
忘れていた快楽を思い出したように身体が反応する。
「100回なんてすぐさ」
その声で頭の芯が痺れてく。
私の気持ちいいところを知り尽くしている指が、唇が触れる場所から快感が広がっていく。
三神さんが動くたびに蕩けて、熱い液が溢れて止まらない。
「そんなに俺が欲しかった?」
その囁きに、私はもう、言葉にならなかった。