恋愛小説のススメ
あたしの返事を聞かず、そそくさとあたしを部屋から追い出した。



「何さっ!人を野良猫みたいに追い出してっ!優くんのバカ!」




あたしは頭にきて、閉められたドアを思いっきり蹴ってやった。









家に帰ると、テーブルの上に置き手紙だけ置いていて誰もいなかった。



(今日はママの高校の同窓会に行ってきます。パパも帰り遅くなるみたいだから、冷蔵庫にラップしてあるものを暖めて食べて下さい。)




なぁんだ。


誰もいないのか。



あたしはソファーに座り、テレビをつけた。




♪〜♪〜


突然ポケットに入れていたケータイが鳴った。



ディスプレイを見ると、
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