桜くんの魔法

後悔した。


さっきまでの温もりを知ったから。


やさしさ、


目を開けると、あなたがいました。



「だいじょうぶ…か…?」


不思議。何も言えない。


茶色い目。


薄いぴんくの荒れた口。


「何じろじろ見てんの?」



< 12 / 21 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop