桜と抹茶と、彼。
小さいころから
お店の手伝いをしていたから、
常連さんたちとのかかわりは結構深い。
甘味もお店もお客さんたちも大好きだから、こうやって過ごせる毎日が幸せ!
…なんだけど
「桜子ー!!」
…キタ。。。
「……」
「今日も桜子に会いたくて来ちゃった!」
「別に来てくださらなくて結構ですけど…」
「またまた、照れてるんだろ?そういうところもかわいいなぁ」
ちょ、どっから
そんなプラス要因でてくんの!?
照れてないからー!
「そんなところにしわ寄せないの」
そういって、
私の眉間にふれる
「可愛い顔が台無しだよ?怒った顔も好きだけどね」
……
はがゆッ!
なにこの、この心臓がムズムズする感じ!