Game Over










「今ね、
結構危険な状態なの、麻里。

原因は不明。
最近こんな感じの患者が
増えてるみたい...。

原因不明の、麻里と同じ症状の
患者さんね。

でも、回復する可能性は
無くはないから、頑張りましょう
って先生は言うの...。」


麻里のお母さんは
そう言ったきり、
黙り込んでしまった。




その日は麻里に2人で
ただ付き添っていた。






次の日もその次の日も。








でも、
何十日かたったある日。









< 36 / 44 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop