俺はもう猫じゃない!


「つぎ、柏木さん、スタンバイお願いします。」


「はい」


いよいよ俺の番だ。
やるしかない。ここからがスタートだ。


「エントリーナンバー五番。
柏木 秋。」


名前を呼ばれてステージにでると、たくさんのフラッシュ。そして目の前の満員の観客。

それだけBOYのオーディションはすごい。自分は最終審査まで残れたんだ。
自信をもたないやつがどこにいる!



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