HAZE GRASS 〜かすみ草〜[完]
「俺は、モテるよりも一人の女に愛されるほうがいいかな」
そっか、そうだよね
あたしだっていろんな男の人に、好きだとか可愛いとか言われるのは飽きちゃう
「あ~ぁ、あきちゃんに逢いたくなってきちゃったなぁ」
「そんなに好きか?喧嘩ばっかりで、お前のことほおってばかりの男」
「何でそんなこと言うの?確かにあきちゃんは、あたしのことほおってばかりでいてほしい時に居てくれなくて、仲間のことになるとあたしを見てくれない」
「でも、そんなあきちゃんをあたしは好きになったの。仲間思いで、優しくて、かっこよくて、強くて、そんなあきちゃんの彼女になったあたしはすごく幸せ者なの」
一緒に居て辛いなんて思わない、たとえあたしをほおってばかりでも、それでもあたしは彬ちゃんを信じ続けるの
喧嘩ばかりの彬ちゃんを、支え続けるの
もしあきちゃんが喧嘩して帰ってきたら、手当てをしてあげる
もしあきちゃんは行き場所を迷ったら、あたしよりも仲間のほうへ導いてあげる
もしあきちゃんが....
彬ちゃんを誰よりも好きだから、だから誰よりも優しいから、あたしはほおって行かれても平気なんだ
「そんなに好きなんだな、それじゃ~俺のはいる隙間はないな」
「へっ?」
「いや、何でもない。じゃー俺戻るわ」
そっか、そうだよね
あたしだっていろんな男の人に、好きだとか可愛いとか言われるのは飽きちゃう
「あ~ぁ、あきちゃんに逢いたくなってきちゃったなぁ」
「そんなに好きか?喧嘩ばっかりで、お前のことほおってばかりの男」
「何でそんなこと言うの?確かにあきちゃんは、あたしのことほおってばかりでいてほしい時に居てくれなくて、仲間のことになるとあたしを見てくれない」
「でも、そんなあきちゃんをあたしは好きになったの。仲間思いで、優しくて、かっこよくて、強くて、そんなあきちゃんの彼女になったあたしはすごく幸せ者なの」
一緒に居て辛いなんて思わない、たとえあたしをほおってばかりでも、それでもあたしは彬ちゃんを信じ続けるの
喧嘩ばかりの彬ちゃんを、支え続けるの
もしあきちゃんが喧嘩して帰ってきたら、手当てをしてあげる
もしあきちゃんは行き場所を迷ったら、あたしよりも仲間のほうへ導いてあげる
もしあきちゃんが....
彬ちゃんを誰よりも好きだから、だから誰よりも優しいから、あたしはほおって行かれても平気なんだ
「そんなに好きなんだな、それじゃ~俺のはいる隙間はないな」
「へっ?」
「いや、何でもない。じゃー俺戻るわ」