花は野にあるように
「褒めすぎだってば。
どっちにしろ、結果は明日の朝まではわかんないしな。
今、出来ることは取りあえず全部やったと思うし、今日はもう帰るか?
ヤマゲンに報告に行くのも、明日の朝でいいだろ?
現物が無事かどうか確認してから報告した方が、ヤマゲンだってヤキモキしなくてすむし、な?」


リョクの言葉に頷いて返事を返しながら、もしかして僕が山元先生の所へ行って怒られちゃったりしないようにワザと時間切れになるように買い物に行かせたのかなあ?


なんて事を僕は考えていた。


リョクはそこまで僕の事を考えてくれたのかな?
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