花は野にあるように
「うん。
これで教室に入ったら、清掃委員の小日向さんをすっごく嫌な気持ちにさせちゃうと思う。」


僕は、クラスの美化にとっても情熱を燃やしている小林さんの親友の1人を思い浮かべながら答えた。


小日向さんは、とってもしっかりした責任感のある人で、彼女の活躍のおかげで僕達は他のクラスよりもとっても快適できれいな教室で過ごす事が出来ている。


ちょっぴり厳しいけど、すっごくありがたい存在なんだ。


でも、彼女が今のリョクを見たなら絶対に教室への入室を拒否するような気もするんだけどね。
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