花は野にあるように
「んでまぁ暇潰しにネットサーフィンやってたんだよな。
ま、そこそこ面白い情報は見つかったんだけどな、うおーって具合になる程の情報には出会えなくって、また暇だなーって思いはじめてたんだよ。
そこにさ、ちょうどタイミング良く誰かさんからの電話がかかって来てさ。」


そこでリョクはまたニヤリと笑った。


「すっげえ嬉しかったぜ?
思わず自分の眼を疑ったもんな。」


それって………!


「じ、じ、じゃあ、昨夜僕が電話した時って、リョクがここに居た時なわけ?」


あんな時間だったのにっ?
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