花は野にあるように
「ん?
カッコイイ俺の腕の中で、身悶えしながら泣き崩れる体験したくねぇ?
したいだろ?」


見上げた僕のホントに目の前で、殴りたくなるぐらいにバッチリ決まったウインクをしながら言うリョクの言葉に、僕の体温が急激に上昇した。


「バ、バ、バ、バカな事ばかり言わないでよっ!
そうやって僕の事からかって、リョクは楽しいかもしれないけどねっ!」


「んんん?
俺のチカラ不足で、ミキはきもちよくなかった?
ミキを満足させられないなんて、やっぱり俺失格かよ。」


えと。


多分、目指してる方向が間違っていると思うよ?
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