花は野にあるように
のんきなそんな口調でリョクは言うけどっ!


あ。


ダメかも。


また、顔が熱くなった気がする。


「ミーキッ!
しっかりしろって!
風呂に入ってもいないのに、湯あたりしてんじゃねえって。」


もう少しでブラックアウトしてしまいそうだった僕の意識が、リョクの呼び掛けでこちら側に戻ってくる。


けど。


「ごめん。
僕には刺激が強すぎるかも。」


お父さん達のデートを想像しただけで、クラクラしちゃうお子さまな僕には朝から生爆乳なんていう視覚的刺激は強烈にキャパを超えてるんだってば。
< 1,226 / 1,416 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop