花は野にあるように
ちょっとやっぱり僕には反省が必要だな、と思いながら僕はリョクに返事を返す。


そうして改めてリョクに話しかけた。


「そうと決まったら、取り敢えずご飯食べよ?
千代さんがせっかく作ってくれたんでしょ?」


それに早くしないと学校も始まる時間になっちゃうしね?


「………ん。
そだな。
んじゃ、食うか。」


リョクは薄く笑いながらそう言った。


「そ、だよな。
今は忙しいから、な。
しっかり飯食って、目一杯頑張らなきゃいけねえよな?
ん。
取り敢えずは文化祭が終わるまでは、いろんな全部を保留だな。」
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