花は野にあるように
「部活や花時計はともかくとして、リョクとつ、つ、つ、付き合って………って!」


しかも、僕の方こそリョクに相応しくないって思うのに、リョクにはもったいないだなんてっ!


その評価は逆だってば!


「そんなの、全然、理事長先生の思い込みだよっ!
僕にはそんなつもり、全っ然、ないんだしっ!」


思いっきり両手を振って、僕はリョクの言葉を否定する。


僕の方こそリョクに相応しくないって事を理事長先生は理解してないんじゃないかな?


僕なんてリョクに頼ってばっかりで、マトモに1人では何にも出来ていないのにね。
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