花は野にあるように
「うん………絶対にどれかはやってると思う。」


実現していたら、いったいどんな事になっていたかっていうあまりにも怖い想像に、思わず僕は身震いをしてしまいながらリョクにならって小さな声で答える。


「どれか?
ミキ。
それって認識甘いって。
クラス委員長なら、全部やった上に俺には想像も出来ない手法で更に煽るって。
それだけは間違いないって断言出来るぜ?」


首を振りながら更に怖い事を言うリョクの言葉に、僕の背筋を寒気が走る。


だって本当に、リョクの言う通りで間違いないって、すぐに僕にも理解できたんだもの。
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