花は野にあるように
「えっ?
えええっ!」
いわゆるお姫様抱っこをされてしまった僕は、意味もなく声を上げながらも、落っこちる事への恐怖から、リョクにしがみついてしまっていた。
「や、やだっ!
降ろしてよ。
じ、自分で歩けるってば。」
でもすぐに恥ずかしさから、僕はリョクへと訴えた。
「んんん?
歩いて傷口が開いちまったら駄目だろ。
だからおとなしくしてろよ?
それが、今のミキが出来る1番の協力なんだぜ?」
でもそんな風にリョクに言われてしまって。
僕はそんな恥ずかしい格好のままでおとなしくしていることしか出来なくなってしまった。
えええっ!」
いわゆるお姫様抱っこをされてしまった僕は、意味もなく声を上げながらも、落っこちる事への恐怖から、リョクにしがみついてしまっていた。
「や、やだっ!
降ろしてよ。
じ、自分で歩けるってば。」
でもすぐに恥ずかしさから、僕はリョクへと訴えた。
「んんん?
歩いて傷口が開いちまったら駄目だろ。
だからおとなしくしてろよ?
それが、今のミキが出来る1番の協力なんだぜ?」
でもそんな風にリョクに言われてしまって。
僕はそんな恥ずかしい格好のままでおとなしくしていることしか出来なくなってしまった。