花は野にあるように
渋々って感じのリョクの反応になんだか少しグッと胸にくるものがあって、どさくさ紛れに僕はつい『好き』だなんて言っちゃったわけだけど。
「ん………。
ありがとな。
ミキにそう言ってもらえるとすっげぇ嬉しい。
そ、だよな。
作品だけを好きでもいいんだよな。
なまじっか親戚っぽい奴の事だから、そんな風に考えられなかった。
ホントにミキにはいつも助けられてるよな。」
頭をカリ、と掻きながらリョクが少し照れくさそうに言う。
そうかな?
そんなすごいことでもないと思うけどね?
「ん………。
ありがとな。
ミキにそう言ってもらえるとすっげぇ嬉しい。
そ、だよな。
作品だけを好きでもいいんだよな。
なまじっか親戚っぽい奴の事だから、そんな風に考えられなかった。
ホントにミキにはいつも助けられてるよな。」
頭をカリ、と掻きながらリョクが少し照れくさそうに言う。
そうかな?
そんなすごいことでもないと思うけどね?