花は野にあるように
「スキンシップに、協議が必要とは聞いてないけどな。」


そう言いながらも、リョクは僕を捕まえていた手を離してくれた。


後ろに向き直るリョクの動きに合わせて、僕も起き上がる。



そこに立っていたのは。





やっぱり、理事長先生だった!


リョクに襲われかけていたトコロを目撃されてしまった僕の顔が、ひどく熱くなる。


うわぁん。


なんてトコロを見られちゃったんだろうっ!
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