花は野にあるように
「おはよ。」


あんまりワクワクして良く寝られないまま、迎えた次の日の朝。


僕の家の前に現われたリョクの格好を見て。



僕はあんぐりと口を開けて、ただ、見上げていた。


そして、それはリョクもおんなじみたいで。


僕の姿を見た途端に。


目を丸くして、立ち尽くしていた。


そして二人同時に発した言葉は。




「「なんで、そんな格好っ?」」



だった。
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