花は野にあるように
13
「………んじゃ、そろそろ行くか?」
リョクのその言葉に、僕は頷いて立ち上がった。
「こっから、登りはちょっとだけキツイけど、距離はそんなにないから。
も少しだけだから、ミキ。
歩きにくいだろうけど、頑張れ。」
僕を心配して言ってくれるリョクの言葉が、僕の胸のなかにあったかく降りてくる。
「うん。」
リョクの気持ちが嬉しくて、僕はニコリと笑いながら頷いて返事を返した。
「頑張ったら、またチョコやるから、な。」
なのに、リョクの言葉の続きはそれで。
僕………そんなにチョコが食べたいような表情してるのかな?
リョクのその言葉に、僕は頷いて立ち上がった。
「こっから、登りはちょっとだけキツイけど、距離はそんなにないから。
も少しだけだから、ミキ。
歩きにくいだろうけど、頑張れ。」
僕を心配して言ってくれるリョクの言葉が、僕の胸のなかにあったかく降りてくる。
「うん。」
リョクの気持ちが嬉しくて、僕はニコリと笑いながら頷いて返事を返した。
「頑張ったら、またチョコやるから、な。」
なのに、リョクの言葉の続きはそれで。
僕………そんなにチョコが食べたいような表情してるのかな?