花は野にあるように
「お前が可愛いから。」
にやにやと笑った表情のままで、リョクがそう言う。
「俺の指に感じたよな?
隠そうとしてたけど、真っ赤になってたの、丸分かり。
そゆことするから、すっげぇ可愛いって思っちまって、キスしたくなったんだ。」
「か、か、か、可愛い………って、僕、一応男なんだけど………?」
それに、可愛いと思ったからキスしたって………どうして僕に?
「男だとか関係ねぇよ。
お前がキュートだと思ったら、キスしたいと思っちまったんだ。
だから、した。
それだけだって。」
にやにやと笑った表情のままで、リョクがそう言う。
「俺の指に感じたよな?
隠そうとしてたけど、真っ赤になってたの、丸分かり。
そゆことするから、すっげぇ可愛いって思っちまって、キスしたくなったんだ。」
「か、か、か、可愛い………って、僕、一応男なんだけど………?」
それに、可愛いと思ったからキスしたって………どうして僕に?
「男だとか関係ねぇよ。
お前がキュートだと思ったら、キスしたいと思っちまったんだ。
だから、した。
それだけだって。」