花は野にあるように
「キュ………キュート………って………。」


いくら男っぽくない僕でも、今まであんまり言われたことないんだけど………?


「んん?
………なんか、変か?
可愛くて、イケてる感じのことはキュートで良いんだよな?」


え、う、うん。


「た、多分。」


頷いて答えることが出来なくて、僕は首を傾げて問い掛けるリョクに言葉で答えた。


「すっげぇ、可愛いし。
すっげぇ、キュートだし。
あそこで赤くなるトコもイイし。
俺のモノにしておきたいし。
………だから、キスしたし。」
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