花は野にあるように
やってみたい!


「やりたいよ、それ絶対やってみたいって。」


だって、ずうっと前からあの場所は僕の憧れの場所だったんだから。


「花時計だと結構派手だし、西の庭園の雰囲気もいいからさ、他の部の連中に協力頼むのも、頼みやすいと思うんだよな。」


リョクが言うもっともな意見に僕は頷く。


「そうだよね。
え、でも、花時計は業者さんがするって決まってるよね?
僕達にいじらせてくださいって言って、すぐにさせてもらえるのかな?
それに、一体誰にお願いすればいいんだろう?」
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