花は野にあるように
リョクは頷いて、僕の手におにぎりをのせてくれた。
「まっすぐにぶつかって行けば良いんだよ。
あのばぁさん、頑固者だったり、うるさい年寄りだったりするけど、若い世代からの意見を聞きもしないではねつけるような、物分かりの悪い大人じゃあないからな。
さ、そうと決まったら対決するための体力つけなきゃだよな。
ほら、たくさん食わねぇと。」
いっぱい食べろよと、リョクはお弁当箱を差し出してくれたんだけど。
「リョク!
野菜ばっかり残ってるじゃないかっ!
肉ばっかりじゃなくって、緑のものも食べなきゃ!」
「まっすぐにぶつかって行けば良いんだよ。
あのばぁさん、頑固者だったり、うるさい年寄りだったりするけど、若い世代からの意見を聞きもしないではねつけるような、物分かりの悪い大人じゃあないからな。
さ、そうと決まったら対決するための体力つけなきゃだよな。
ほら、たくさん食わねぇと。」
いっぱい食べろよと、リョクはお弁当箱を差し出してくれたんだけど。
「リョク!
野菜ばっかり残ってるじゃないかっ!
肉ばっかりじゃなくって、緑のものも食べなきゃ!」