花は野にあるように
「何って、記録係なんだから、記録を残しているに決まっているじゃない?」
何を当たり前の事を聞いているの、っていう態度の小林さんに、知らない事がものすごく物知らずな事のような気がしてくる。
ぼ、僕が物を知らないだけで、劇に必要だったのかな?
「記録係にそんな仕事ねぇだろ。
後で制作アルバム作るんだとしても、写真撮り過ぎ。
ミキにも肖像権あるんだからな、あんまり目に余るようだと撮影阻止するぞ?」
あっさりと小林さんに丸め込まれかけていた僕とは違って、リョクが小林さんに反論する。
何を当たり前の事を聞いているの、っていう態度の小林さんに、知らない事がものすごく物知らずな事のような気がしてくる。
ぼ、僕が物を知らないだけで、劇に必要だったのかな?
「記録係にそんな仕事ねぇだろ。
後で制作アルバム作るんだとしても、写真撮り過ぎ。
ミキにも肖像権あるんだからな、あんまり目に余るようだと撮影阻止するぞ?」
あっさりと小林さんに丸め込まれかけていた僕とは違って、リョクが小林さんに反論する。