花は野にあるように
「………これ、誰?」
まさかなぁ、と思いながら訊ねた僕に。
「ミキちゃんだよー。」
「ミキだろうな。」
小林さんと、リョクの2人が同時に答えをくれる。
えとね。
僕がその答えから逃避したかった事を思い出してもらえたら嬉しかったんだけど、な。
「委員長さ、ミキをこのラフ案通りに仕上げるの、却下していいか?
俺さ、ミキを犯罪被害者の仲間入りさせたくないんだよな。」
リョクが真面目な表情でいう。
「やっぱり、ダメかなぁ?
このラフ案にミキちゃんの顔が入ったら、犯罪誘発しちゃう?」
まさかなぁ、と思いながら訊ねた僕に。
「ミキちゃんだよー。」
「ミキだろうな。」
小林さんと、リョクの2人が同時に答えをくれる。
えとね。
僕がその答えから逃避したかった事を思い出してもらえたら嬉しかったんだけど、な。
「委員長さ、ミキをこのラフ案通りに仕上げるの、却下していいか?
俺さ、ミキを犯罪被害者の仲間入りさせたくないんだよな。」
リョクが真面目な表情でいう。
「やっぱり、ダメかなぁ?
このラフ案にミキちゃんの顔が入ったら、犯罪誘発しちゃう?」