花は野にあるように
だって、あんまり規模とかが違いすぎるじゃない。
「可哀想?
どうしてそんな事を言うんだ?
打ち上げ花火は確かに派手で人目を引くかもしれないけどさ、自分ではなんにも出来なくて、ただ見上げてるしか出来ないじゃないか。
だけどさ、線香花火だと自分の手の中で、大事に守りながら最後までゆっくりと楽しめるような気がしないか?
自分の目の前で火が弾けるのを見ながら過ごす時間って、打ち上げ花火を見上げているだけの時間より絶対楽しいぞ?」
真面目な顔でリョクはそんな事を言ったけど。
「可哀想?
どうしてそんな事を言うんだ?
打ち上げ花火は確かに派手で人目を引くかもしれないけどさ、自分ではなんにも出来なくて、ただ見上げてるしか出来ないじゃないか。
だけどさ、線香花火だと自分の手の中で、大事に守りながら最後までゆっくりと楽しめるような気がしないか?
自分の目の前で火が弾けるのを見ながら過ごす時間って、打ち上げ花火を見上げているだけの時間より絶対楽しいぞ?」
真面目な顔でリョクはそんな事を言ったけど。