花は野にあるように
「んー。
確かに見たとこなさそうだけどねー。
見えないトコを痛めているかもしれないから、気を付けておいてねー。」


僕の手を見て安心したみたいな顔をして小林さんが言うのに、僕は頷いた。


「うん。
多分、大丈夫だと思うけど一応気を付けておくね。」


「んんー。
それとね、先刻のシーンの道具だてを変更する事になったから、今日はみんなで大道具を手伝う予定に変更になっちゃったのー。
ミキちゃん達の出番はまた明日以降に練習するんだけど、今日はどうするー?」


え?


そうなの?
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